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松の木(赤松・黒松・五葉松)の剪定

  1. 松の木の剪定や伐採で気を付けるポイント
  2. 松の木の剪定の時期はいつ?
  3. 松の木の剪定を業者に頼むと料金はどのくらい?
  4. 剪定・伐採作業の対応可能エリア
  5. 松の木の実際の作業例のご紹介
  6. 松の木ってどんな木?:樹木の特徴と種類

松の木の剪定や伐採で気を付けるポイント

高木や建物まわりの伐採は高い技術が必要

剪定をご依頼いただく樹木の種類の中で、特にご要望が多いのが松の木の剪定です。松の木は針葉樹でご存知のように葉先がとがっていて、作業がしづらい点をはじめ、種類や成長度合いの他、今までの剪定方法によってかなり姿・形が異なる樹木となります。
お客様が希望する木の将来の姿や、松の木の健康のためにも高木の剪定経験が豊富で、全体のバランスを考慮した剪定作業のできるおかげ屋にお任せください。

きちんとした剪定業者に松の木の剪定はご依頼ください

松の木は先の文章でお伝えしたように、剪定方法によって姿・形が変わる、変えられる成長の楽しみな樹木の一つです。毎年または数年ごとに剪定業者にご依頼いただいている方でも、芽摘みや透かしの手入れ作業をきちんと行い、日当たりを考慮した剪定作業を続けないといけません。強い剪定作業は松の木自体を弱らせてしまい、病気や枯れる原因となってしまうこともあります。

松の木が健康で生き生きとした状態を長期間保てるように、おかげ屋は剪定作業の時期や手法にこだわりを持っています。お客様が見る良い景観が保てるよう、お手伝いをいたします。

松の木の剪定の時期はいつ?

春夏秋冬によって松の木へのダメージが違います

松の木の剪定は基本年2回行います。(そんな頻度でやっていない、、、というお客様もいらっしゃるのは事実です)
2回の剪定に関しても、それぞれ意味の違う剪定作業です。一般的に春(4月~5月末)の剪定は新芽の摘み取り(みどり摘み)を主として、これから成長する芽・枝の中で不格好になるであろう不要な箇所を剪定します。秋の剪定に対して、春の剪定は前段階のため、弱剪定と表現し、秋の剪定は強剪定と表現することもあります。この時期に剪定を一度行わないと、松の木が夏から秋にかけて成長する養分を秋に剪定する芽や枝にも消費してしまうことになりますので、より松の木が健康で強く成長するためには春にも剪定のご依頼をいただくことをおすすめします。

もし毎年2回も経費をかけられない、ということであれば秋の時期に合わせた剪定をご検討いただければ年1回でも健康な松の木の維持は可能です。ご注意いただきたいこととしては、何年も剪定作業をしていない松の木を1度の剪定で理想の姿にしたいために一気に剪定すると、松の木に強いダメージを与えてしまい、健康を害したり枯れる原因にもなってしまいますので、その際は「数年かけて理想の下地を作る」というスタンスを持っていただくとおかげ屋としても大変嬉しく思います。

春の時期の松:新芽
秋の時期の松

松の木の剪定を業者に頼むと料金はどのくらい?

上手な見積依頼の仕方

剪定や伐採の見積方法は、木の高さごとに、地面からの高さが3m程度までのものを低木、5m程度までのものを中木、7m程度までのものを高木として基本料金を計算します。

剪定・伐採をご希望の木の種類とともに、高さとそれぞれの本数をお問い合わせフォームにご記入いただくと、その後のご案内もスムーズにできます。
また、もし木の枝が建物に接触していたり、足元が凸凹しているなど周辺環境で特徴があるようであれば、そちらも含めて情報をご提供ください。

松の木の剪定料金の目安

木の高さ料金
低木(~3m)18,000円~
中木(3m~5m)30,000円~
5m~要見積り

上記の金額は剪定作業自体の費用となり、木の処分費用は別途発生します。

剪定・伐採作業の依頼可能エリア

愛知県

名古屋市近郊・一宮市・春日井市あたりから豊田市・岡崎市あたりまで対応可能です

岐阜県

岐阜市・大垣市・各務原市・多治見市・可児市など。東は中津川、西は関ケ原あたりまで対応可能です

三重県

四日市市・津市・鈴鹿市・桑名市・津市周辺よりも愛知県方面の各地域まで対応可能です

おかげ屋は岐阜県各務原市に拠点を置いています、名古屋市周辺を中心とした愛知・岐阜・三重のご依頼が多いですが、片道1時間半程度までの距離であれば剪定・伐採作業をお受けすることが可能です。より遠方となると作業時間以外の交通費や人件費がかかってしまいますが、おかげ屋の仕事ぶりを評価していただき懇意にしていただいているお客様もいらっしゃいますので、樹木を大切に育てたい、付き合っていきたいとお考えの方は上記のエリアに関わらず一度ご相談ください。

松の木の実際の作業例のご紹介

黒松の剪定(愛知県日進市)

松の木ってどんな木?:樹木の特徴と種類

黒松

黒松と赤松の「黒・赤」の名前の元となっているのは、樹皮(木の表面)の色です。
黒松は黒っぽい幹や樹皮で成長してくると樹皮が亀甲状に割れ、厚みのある樹皮はうろこが剥がれた状態のようになります。葉自体も固く、先端は触れるとチクチクと痛みがする程尖っています。赤松に比べて葉の長さも10数cm程度まで伸び、また、松ぼっくり自体も6~8cm程度と大きめです。
枝は太く成長する品種なので成長とともに、枝が太く大きくなり垂れ下がってくるため、全体として堂々とした姿になることから「雄松(オマツ)」とも呼ばれます。潮に強い品種のため、本来の自生地は海岸地域で、砂浜など海辺の景色によく映る松はこの黒松が多くなっています。
ちなみに新年の門松として向かって左側に飾るのが黒松で、白い新芽のため白色の牡丹が添えられることもあります。

赤松

一方赤松は、黒松に比べ樹皮が赤みがかっている松です。赤松も黒松と同じように樹皮は剥がれますが、厚みは薄いです。また葉の特徴としても赤松は黒松よりも細く短く、先端もさほど尖っていません。
枝は太く成長せず横に伸びていくので一般的な樹木のような全体像に近い姿で成長します。黒松の雄松に対して「雌松(メマツ)」とも呼ばれます。本来の生息地域に関しても黒松とは対称的に山中が多く、日本に生息する種類の多さとしては赤松の方が多くなっています。秋に美味しいマツタケの生産林はこの赤松です。
黒松に比べ赤松の方が伸びる速度が速いため、庭木として扱う場合は放置せず定期的に剪定する必要があります。
ちなみに新年の門松として向かって右側に飾るのが赤松で、新芽が赤いため添えられる牡丹の色は赤系統の色を用いられます。

五葉松

五葉松の特徴はその名前の由来の通り、黒松や赤松は葉の本数が2本に分かれているのに対し、5本1束になっている点です。樹皮は黒松に近い厚みのある剥がれ方をしますが、黒松のようなチクチクするような尖った葉先にはなっていません。成長スピードは遅めで、1年で10cm程度、20年でようやく2m程度に成長すると言われています。
ちなみに五葉松は成長スピードが遅いことと、外的要因から比較的強い品種のため、盆栽用の松としてよく用いられています。

ご紹介した3種類の松の木以外にも様々な松の木の種類があります。樹木の種類や特徴は後々にホームページ内でご紹介します。

黒松:クロマツ
赤松:アカマツ
五葉松
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